MaydayArt

Shusuke Inaba's Blog

Peppa Pig

Peppa Pig

Shaun the Sheep(羊のショーン)、うすうす気付いていたが、英語の勉強にはならない。
ずっと観てても、英語が出てこない。ということで、さっさと浮気をすることにした。

Peppa Pig。ブタのアニメだけれど、
ブタ以外の動物も出てきて、絵柄も声も全部、かわいい。そして、英語を話します。

だいたい最後は、みんながケラケラ笑って終わる。
英語が分からないので、なんにウケてるのかは分からない。
分からないけど、かわいいからいいです。

Peppa Pig – Official Channel
https://www.youtube.com/user/theofficialpeppa

Peppa Pig ホームページ
www.peppapig.com/intro

今日もありがとうございます。
どうかあなたに健康と幸福がありますように。


檸檬 5

 その日私はいつになくその店で買物をした。というのはその店には珍しい檸檬が出ていたのだ。檸檬などごくありふれている。がその店というのも見すぼらしくはないまでもただあたりまえの八百屋にすぎなかったので、それまであまり見かけたことはなかった。
 いったい私はあの檸檬が好きだ。レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色も、それからあのたけの詰まった紡錘形のかっこうも。――――結局私はそれを一つだけ買うことにした。
 それからの私はどこへどう歩いたのだろう。私は長い間街を歩いていた。始終私の心を圧えつけていた不吉な塊がそれを握った瞬間からいくらかゆるんで来たとみえて、私は街の上で非常に幸福であった。あんなにしつこかった憂鬱が、そんなもののいっかで紛らされる――――あるいは不審なことが、逆説的なほんとうであった。それにしても心というやつはなんという不思議なやつだろう。
 その檸檬の冷たさはたとえようもなくよかった。その頃私は肺尖を悪くしていていつも身体に熱が出た。事実友達の誰かれに私の熱を見せびらかすために手の握り合いなどをしてみるのだが、私の掌が誰のよりも熱かった。その熱のせいだったのだろう、握っている掌から身内に浸み透ってゆくようなその冷たさは快いものだった。
 私は何度も何度もその果実を鼻に持っていっては嗅いでみだ。それの産地だというカリフォルニヤが想像に上って来る。漢文で習った「売柑者之言」の中に書いてあった「鼻をうつ」という言葉がきれぎれに浮かんで来る。

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