MaydayArt

Shusuke Inaba's Blog

雨ニモ負ケズ

朝日新聞の天声人語を書き写す文章上達法があって、
LOFTでも専用ノートを売っている。

文章を読むだけじゃなくて、書き写すのは勉強になるだろう。
ただ、天声人語を書き写すのは気乗りがしないし、新聞も購読しちゃいない。

そこで、Amazonさんで探してみたら、
2年前に、超入門名作書き写し文章術(高橋フミアキ著)を購入していた。
それは、1日10分、小説、詩などを書き写すトレーニングを紹介している。

文章が書けないわけではないんだが、
よく、気持ちをいい表せないもどかしさを感じていて、
それが、ちょっとはマシになればいい。

早速、その本に紹介されている名文から書き写していく。
トップバッターは宮沢賢治さんの詩、雨ニモ負ケズ。

もちろん、パソコンで打つより、手書きのほうがいいはずだ。
でも、自分にとって続けられる方法でいく。

雨ニモ負ケズ 宮沢賢治

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分のかんじょうに入れずに
よく見聞きしわかり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さなかやぶきの小屋にいて
東に病気の子どもがあれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い
日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
みんなにでくのぼうと呼ばれ
誉められもせず
苦にもされず
そういうものに
私はなりたい

書き写してみたが、ところどころよくわからないけれど、いい詩だね。
なんで、でくのぼうと言われたいのだろう。

ちなみに、雨ニモ負ケズの書かれた1931年(昭和6年)、
宮沢賢治さんの住んでた岩手県(花巻市)あたりの8月の最高気温は33℃。平均気温は27.8℃。
なかなか私もいじわるだな、と調べてる途中で思いました。

今日もありがとうございました。
あなたのもとに光が降り注ぎますように。

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