MaydayArt

Shusuke Inaba's Blog

よろしく哀愁

よろしく哀愁

旅行とかで予定がくるったりすると
よく言うことなのだけれど、これは神様の時間調整で、
なんらかのために時間調整してくれていて、
予定のとおりすすむより、このほうがいいんだというね。
どういいのかは、じぶんにはわからないことがおおいけれど、
そう思うほうが、たのしさをこわさないし、
すくなくとも冷静でいられる。

いま、なぜか会えていない人がいるのだけれど、
これも神様の時間調整なのかなと思う。
あえない時間が愛そだてるのさと、
HIROMI GOもいってますからね。

今日は、仕事終わりにライティングセミナーに参加してみました。
マーケティング系の文章講座で2時間で終わりなんだけれど、
いい刺激にはなったと思います。
今月も、月に100km走る目標を達成してるし、
あとで考えたら、この時間は自分に必要だった、
そう言える過ごし方をしたい。

そうそう、東京にあるアウトドアブランド、
RawLow Mountain WorksさんのTABITIBI Toteを買いました。
すぐSOLD OUTする旅チビトート。自分用ではないけれど。
むかしから、カバン好きなんですよね。
就職で、京都のカバン会社の面接を受けたくらいで
(なぜでしょう、落ちました)。

RawLow Mountain Works
http://rawlow.jp/

TABITIBI Tote / X-Pac edition Royal Blue
http://rawlow.jp/?pid=116780941

今日も、「MaydayArt」に来てくれてありがとうございます。
どうかあなたに健康と幸福がありますように。


みにくいアヒルの子 4

「まあ何て上手に脚を使うことったら! それにからだもちゃんと真っ直ぐに立ててるしさ。ありゃ間違いなしに私の子さ。よく見りゃ、あれだってまんざら、そうみっともなくないんだ。グワッ、グワッ、さあみんな私についておいで。これから偉い方々のお仲間入りをさせなくちゃ。だからお百姓さんの裏庭の方々に紹介するからね。でもよく気をつけて私のそばを離れちゃいけないよ。踏まれるから。それに何より第一に猫を用心するんだよ」
 さて一同で裏庭に着いてみますと、そこでは今、大騒ぎの真っ最中です。二つの家族で、一つの鰻の頭を奪いあっているのです。そして結局、それは猫にさらわれてしまいました。
「みんなご覧、世間はみんなこんなふうなんだよ」
 と、母親は言って聞かせました。自分でもその鰻の頭が欲しかったと見えて、くちばしをするつけながら、そして、
「さあみんな、脚に気をつけて。それで、行儀正しくやるんだよ。ほら、あっちに見える年とったアヒルさんに上手にお辞儀おし。あの方は誰よりも生まれがよくてスペイン種なのさ。だからいい暮しをしておいでなのだ。ほらね、あの方は脚に赤いきれをゆわえつけておいでだろう。ありゃあアヒルにとっちゃあ大した名誉なんだよ。つまりあの方を見失わないようにしてみんなが気をくばってる証拠なの。さあさ、そんなにあしゆびを内側に曲げないで。育ちのいいアヒルの子はそのお父さんやお母さんみたいに、ほら、こう足を広くはなしてひろげるもんなのだ。さ、頸を曲げて、グワッって言って御覧」
 アヒルの子たちは言われたとおりにしました。けれどもほかのアヒルたちは、じろっとそっちを見て、こう言うのでした。
「ふん、またひとかえり、他の組がやって来たよ、まるで私たちじゃまだ足りないか何ぞのようにさ! それにまあ、あのなかの一羽は何て妙ちきりんな顔をしてるんだろう。あんなのここに入れてやるもんか」
 そう言ったと思うと、突然、一羽とび出してきて、それの頸のところを噛んだのでした。


今日のダーリンより

このごろ、よく言ってることなのだけれど、
だいぶん前から大好きな料理店などを予約しておくと、
その日が近づくまで、たのしみがじんわりと続く。
前日とか前々日とかに苦しいことがあっても、
「ここを乗り越えたら、鮨が待ってる」という具合に、
じぶんを励ますこともできる。

先に、たのしみがある人は、そこまで泳ぎ着こうとする。
過去の思い出も、うれしく噛みしめることができるけど、
未来のたのしみも、想像して唾液をためることができる。

あれを買おうとか、あそこに行こうとか、
あの人に会おうとか、あれを読もうとか、
あの映画を見ようとか、あれを食べようとかね、
先の時間、未来の景色のなかに、
うれしいじぶんがいるというのは、すばらしいことだ。

しかし、おたのしみが待ってる場合だけじゃなくて、
きびしい難題が予定されていることだってある。
その先に、逃げ出したいくらいつらいことがあって、
そこまでは大きな荷物を背負って山登りする、、、ような。
来るのか、来るのか、そんな怖い未来がくるのかと
その日を恐れながら待っていることだってある。
これは、おたのしみが待ってるのと、ちょっとちがう。
でもね、こういうときにもおたのしみを混ぜておくんだ。
小さくても、必ず実現できるようなおたのしみをね。
好きなラーメンでも、連ドラの翌週の回でもいいんだ。
それをおたのしみとして混ぜておくと、
うれしい時間も味わえるから、悲愴になりにくい。

それでも、いざ勝負みたいな厳しい日は必ず来るけどね。
そういう未来も、来れば過ぎるものでさ、
「あんなこと、よくやったな」とか「失敗だった」とか、
思い出に変化してしまうものなのだ。
そのときを待っていて、そこまで向かっている時間が、
実はいちばん苦しいものなのだと思う。
いざ、その時になってしまえば、必ず直面して、
すぐに過去になってしまうのだから。
ま、ただ、逃げちゃうとまたやってくるんだけどね。
8月の最後の日に、ぼんやり考えたことを書きました。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
食べものの約束が、わかりやすくたのしみをつくりやすい。

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