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Shusuke Inaba's Blog

みにくいアヒルの子

みにくいアヒルの子

ふと見たネットの記事に、情緒的な消費という言葉がありました。
“誰よりも作り手自身が信じて作った商品が生み出す情緒的な消費は、人びとを幸せにする。”

これとても分かる話で、
もう広告を使って、不特定多数に宣伝して買ってもらうのではなく、
その人、その団体のファンみたいになってて、作り出すものは欲しいとか、
彼がオススメするモノだからとか、仲間意識というか、応援します、みたいなカタチの消費に移ってます。

私も、ユーチューバーの趣味で作ったようなTシャツを買いました。
なんで買ったのかって、なんでしょう。

男前だから?、センスを信用しているから?、ファンだとアピールしたいの?
いつも見てるから?、応援したいの?、ただのノリかな?(のりごとーさんなだけに)。
ね、これ、まさに情緒的な消費です。満足度は高いですよ。

最近は、オンラインサロン(趣味の集まり、大人のクラブのようなネット上の会員制サロン)もあって、
ファッション分野では、MBさんのオンラインサロンは人気です。

MBさんのオンラインサロン MB LABO 
MBさんのブログ 最も早くオシャレになる方法KnowerMag

ネット上のサロンですが、自分たちが着たい服やアクセサリーを企画して作って、
サロン会員やメルマガ会員向けに販売されています。MBさんの信頼あってこそですが、
ブランドとのコラボなどもあって、ワイワイ楽しそうです。

今日もありがとうございます。
どうかあなたに健康と幸福がありますように。


みにくいアヒルの子 アンデルセン

 それは田舎の夏のいいお天気の日のことでした。もう黄金色になった小麦や、まだ青い燕麦や、牧場につみ上げられた乾草堆など、みんなきれいな眺めに見える日でした。こうのとりは長い赤い脚で歩きまわりながら、母親から教わった妙な言葉でおしゃべりをしていました。
 麦畑と牧場とは大きな森に囲まれ、その真ん中が深い水溜りになっています。まったく、こういう田舎を散歩するのは愉快なことでした。
 そのなかでもことに日当りのいい場所に、川近く、気持ちのいい古い百姓家がたっていました。そしてその家からずっと水際のあたりまで、大きなごぼうの葉が茂っているのです。それは実際ずいぶん丈が高くて、その一番高いのなどは、下に子供がそっくり隠れることが出来るくらいでした。ひとけがまるで無くて、まったく深い林のなかみたいです。このぐあいのいい隠れ場に一羽のアヒルがそのとき巣について卵がかえるのを守っていました。けれども、もうだいぶ時間が経っているのに卵はいっこう殻の破れる気配もありませんし、訪ねてくれる仲間もあまりないので、このアヒルは、そろそろ退屈しかけてきました。他のアヒルたちは、こんな、足のすべりそうな土堤をのぼって、ごぼうの葉の下に坐って、この親アヒルとおしゃべりするより、川で泳ぎまわるほうがよっぽどおもしろいのです。
 しかし、とうとうやっと一つ、殻が裂け、それから続いて、他のも割れてきて、めいめいの卵から、一羽ずつ生き物がでてきました。そして小さな頭をあげて、
「ピーピー」
 と、鳴くのでした。
「グワッ、グワッってお言い」
 と、母親が教えました。するとみんな一生懸命、グワッ、グワッと真似をして、それから、あたりの青い大きな葉を見まわすのでした。

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