MaydayArt

Shusuke Inaba's Blog

ほぼ日手帳

ほぼ日手帳

今日は「ほぼ日手帳2019」の発売日なんだそうです(9/1に書いています)。
書き写しで(勝手に)お世話になってるので、
買ってもいいなと思っています。
しかし、手帳を1年続けて使えたためしはないので、
どうなんでしょうね、悩むところです。

ふだんは持ち歩いてるのは、iPhone8、iPad2018(セルラーモデル)、
Kindle(本)、またはKindle Fire(主にマンガ)。たま~にMacbook Pro。
持ってないけれどSurface Goもあればなと思ってます。
そこに手帳を加えても、カバンの底で
グチャってなってるのが見つかりそうです。

それでもですよ、糸井重里さんの文章を読むと、
「なるほどな、悪くないかもな」なんて思うのです。

ぼくは勉強のために書き写してみますが、
ちょっと長いので、気になる方は、
いきなり手帳の販売サイトへ行くのもアリですよ。

ほぼ日手帳2019
https://www.1101.com/store/techo/

と、字の大きさなんですが、
小さいですか?、端末によるでしょうけれど。
読みやすさも考えていきたいので、
これくらいだとどうでしょうか。
いろいろ試していきますね。

以下、ほぼ日刊イトイ新聞より

ひとりで考えるとき、
ほぼ日手帳を広げている。

この一年は、じぶんがほぼ日手帳の
本気のユーザーになってみようと思った年でした。
ぼくはもともと、
誰よりもライトユーザーの味方でいたかったんです。
ほぼ日手帳のいいところはわかっていましたが、
根を詰めて使っている人ばかりを紹介していると、
「私は使いこなせません」
という人が落ち込んでしまいます。
だからぼくは「そりゃあそうだよね」と
言える立場にいたかったんです。
「すっごいんだよ!」!と過剰に勧めるよりも
「気楽に持って歩いてよ。財布がわりにもなるしさ」
みたいな立場でいたほうがバランスも取れますしね。

決まった使い方をしなくてもいいや、
という姿勢をしばらく続けていましたが、
「本気で手帳と取り組んだら、どうなるだろう」
とじぶんに訊いてみたくなって、
今年のお正月から使い方を変えてみました。
しっかり使っているみんなが書くようなことを、
ぼくも毎日書き続けてみて、その上で、
みんなのたのしさが本当なのか確かめたかったんです。
「本当だね!」と言いたくて続けてみたら、
やっぱりおもしろかった。

ぼくがどんな使い方をしているかというと、
手帳に書くスケジュールは、
仕事以外のことをyく書いています。
食べ物屋さんの予約やコンサートの予定、
新幹線の時間なんかを書き写すこともあるかな。
デジタルで管理している仕事の予定よりも、
手帳のずっと先のページに書いたお店の予約の方が、
うんとリアリティがある気がします。

あと、何かを考えるときにはいつも、
手帳をそばに置くようにしています。
間違っていてもいいから手帳に書いて、
文字に残しておくんです。
コンパスで円を描くときには、
まず中心に針をおろして穴を開けますよね。
あの固定している場所に
ほぼ日手帳がある気がします。
もしも手帳がなかったら、じぶんの考えを
空中に置いたままにしていたんじゃないかな。
手帳があれば一応は文字になるから、
足りないことや余計なことがあっても、
考えを進めるヒントになります。
いい考えって、いつでも浮かぶものじゃないから、
メモしたひとつずつを大事にして、
あとで思いついたことを、
石垣を積むように足していくんです。

手帳と本気で付き合ったら、
また「いのち」を感じられた。

ぼくの友達や、知っている人に嬉しいことがあったたら、
そのことを手帳に書くこともあります。
そうすると、じぶんや他人の日常に親しみが増して、
もっと付き合いたくなるんです。
やり取りの数が人生なんだと思うんですよ。
ぜんぶが、ほぼ日手帳のなかに入ってくるのが
すごくおもしろくて、しかも意外に続くんです。

意識して使い続けてみたことで、
ほぼ日手帳がより新鮮に見えました。
じぶんが手帳に書いた考えや出来事を読むことって、
犬と散歩中に撮った写真を見て
思い出すこととそっくりなんです。
ほぼ日手帳のコピーのひとつとして
“This is my LIFE”という言葉は
じぶんで考えたものだけれど、
「そうそう!」って改めて思います。

ぼくは「ほぼ日手帳」を作った人なのに、
手帳ユーザーのひとりとしては、
みんなの後を追いかけるようになっています。
いままでは歩いて行進に参加していたけれど、
今年のぼくは軽く走りはじめている気がします。
ひと汗かく喜びが出て、
つくづく「LIFE」という言葉の重みが出てきまいた。
「LIFE」というのは、まさに「いのち」ですよね。
「いのち」を渡したり、「いのち」をとどめたり、
「いのち」の記録をつけたり。
「いのち」を中心に、ぼくらは生きている。
ほぼ日手帳と付き合って、
また「いのち」を感じられるようになったのが、
本当によかったなあ。

「ほぼ日手帳」を使っているみんなのたのしみを、
もっと味わいたかったんですよね。
ぼくも「ほぼ日手帳ミーティングキャラバン」に
積極的に参加するようになって、
みんなのことを羨ましく感じたんです。
ぼくの犬を見て「うちも犬を飼いましたよ」と
言ってくれる人がとても多いのも、
犬が好きというよりは、犬と一緒にいることが
たのしそうに見えたということじゃないかな。
だから、人間の「たのしそう」を
追いかけているんだと思います。
人がたのしそうにしていることは、
やっぱり羨ましいですから。

手間をかけた分だけ
嬉しいものになる。

何かをたのしむためには、
多少のコストをかける必要があります。
ほぼ日手帳をもっとたのしみたいけれど、
ペンを動かす時間を
めんどくさいと感じる人もいるでしょう?
でもそれは、絶対にできないことじゃありません。
ぼくもじぶんに対して
「そのくらい、君もしなよ」と言ったんです。
どうしてもダメなら続けなくてもいいんで、
癖にしようとしました。

今年変えたことといえば、
万年筆を買ったのもよかったなあ。
万年筆にはインクが乾きにくいという
不便なところもあるけれど、それがまたおもしろくて。
ぼくは、その日のことを手帳に書いたあと、
インクが乾くように手帳を開きっぱなしにして
お風呂に入るんです。
そうすると、お風呂に浸かりながら考えたことも、
あとで足しやすいんですよね。
手帳を開いたままにしていたおかげで、
手帳から「ウェルカム」って言われている感じがします。
儀式のように続けることで、助かることがあるんです。
これもまた、じぶんがたのしむためのコストです。
そのコストを払うことが、
ぼくのなかでたのしくなってきたんでしょうね。
ちょっと手間をかけたほうが、嬉しくなるんですよ。
その最たるものが、ほぼ日手帳なんじゃないかな。

今日も、「MaydayArt」に来てくれてありがとうございます。
どうかあなたに健康と幸福がありますように。


みにくいアヒルの子 5

「何をなさるんです」
 と、母親はどなりました。
「これは何も悪いことをした覚えなんかないじゃありませんか」
「そうさ。だけどあんまり図体が大きすぎて、見っともないつらしてるからよ」
 と、意地悪のアヒルが言い返すのでした。
「だから追い出しちまわなきゃ」
 するとそばから、例の赤いきれを脚につけている年寄アヒルが、
「他の子供さんはずいぶんみんなきりょう好しだねえ、あの一羽の他は、みんなね。お母さんがあれだけ、もう少しどうにかよくしたらよさそうなもんだのに」
 と、口を出しました。
「それはとてもおよびませぬことで、奥方様」
 と、母親は答えました。
「あれはまったくのところ、きりょう好しではございませぬ。しかしまことによい性質をもっておりますし、泳ぎをさせますと、他の子たちくらい、――――いやそれよりずっと上手にいたします。私の考えますところでは、あれも日が経ちますにつれて、美しくなり、たぶんからだも小さくなることでございましょう。あれは卵のなかにあまり長く入っておりましたせいで、からだつきがなみに出来上がらなかったのでございます」
 そう言って母親は子アヒルの頸をなで、羽をなめらかに平らにしてやりました。そして、
「何しろこりゃ男だもの、きりょうなんか大したことじゃないさ。今に強くなって、しっかり自分の身をまもるようになる」
 こんなふうにつぶやいてもみるのでした。
「実際、他の子供衆は立派だよ」
 と、例の身分のいいアヒルはもう一度くり返して、
「まずまず、お前さん方、もっとからだをらくになさい。そしてね、鰻の頭を見つけたら、私のところに持ってきておくれ」
 と、つけたしたものです。
 そこでみんなはくつろいで、気の向いたようにふるまいました。けれども、あのいちばんおしまいに殻からでた、そしてぶきりょうな顔付きの子アヒルは、他のアヒルやら、その他そこに飼われている鳥たちみんなからまで、噛みつかれたり、突きのめされたり、いろいろからかわれたのでした。そしてこんな有様はそれから毎日続いたばかりでなく、日に増しそれがひどくなるのでした。


今日のダーリンより

さぁ、いよいよ「ほぼ日手帳2019」の発売日です。
どきどきしています、うれしい気持ちが8割ですが、
毎年、なにかしらあるものだから、ちょっと怖いです。

「ほぼ日手帳2019」のショッピングのために、
今日「ほぼ日」に来てくれた人もいるかもしれませんが、
ここには、いろんなコンテンツがありますので、
ぜひ、読んだり買ったり参加したりしていってください。

お知らせしたい、今日からはじまった連載が、
「これからのぼくに、できること。」という対談です。
「幡野広志、糸井重里と話す。」というサブタイトルで、
取材・構成として古賀史健さんが参加してくれました。
担当は永田泰大で、この対談の外で企画していることも、
ゆっくりと進行しています。
今日は土曜日で、多少は時間の余裕もあると思うので、
第一回だけでも読みはじめてもらえたら、うれしいです。
どんな仕事も、もちろん大事にしているつもりですが、
この幡野広志さんとやっていくことについては、
特別にがんばりたい(でも、たのしくね)と覆っています。
「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」
というはじめての著作も出たばかりなので、
そちらも、ぜひお薦めしておきます。

他にも、ヤマザキマリさんの連載対談
「世界をつくってくれたもの。」も佳境に入ってますし、
「あらためて、福田敏之さんのこと。」もおもしろい。
伊藤まさこさんの「weeksdays」というお店は、
また新しい魅力をみせてくれています。
「ほぼ日」社内の雑多なあれこれを見せている
「ただいま製作中」だとか、
最近はうちの仔犬登場の「ドコノコカメら」だとかも。
大阪うめだ阪急に行く「生活のたのしみ展」のこと、
「ほぼ日の学校」のご案内のこと、、、書きたりないです。

読みものをつくること、手帳などのモノをつくること、
イベントなどをやること、なにかの紹介をすること、
どれも、「ほぼ日」のコンテンツ(出し物)なんだと、
ぼくらは考えています。
まるごと、たのしんでいただけたらうれしいです。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いつもの方、思い出した方、はじめての方、よろしくねー。

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